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松江〜出雲旅行4
みやげ物屋を覗いて時間つぶしをし、やっと日御碕行きのバスに乗る。
バスに揺られてまたまた40分程度。しなびた土産物屋の前にある広い駐車場にバスが停まった。


バス停から少し歩くと見えるのが「日御碕神社」。


アマテラス大神を祀っているらしい。
半年くらい前にやった「大神」っていうゲームの主人公もアマテラスだったんだけど、ゲームの世界観と日御碕界隈の雰囲気がすげー近い。
日本神話がモチーフで神話の中つ国が舞台だっただけに、製作スタッフ、やっぱり出雲には来たのかな? なんてヒキコモリな感想を持ってみたり。

神社に参拝してから日御碕へ向かう道を歩く。
山に沿って登っていく細い道の名前は「ウミネコの道」。ウミネコの繁殖地、らしい。


坂の途中で振り返って息を呑んだ。


海の色が東京とはぜんぜん違う。
自分が育った街の海よりもやっぱり蒼い。
空の色も、どうしてこんなに澄んでるんだろう。衛星写真で見ればほんの数センチの距離なのに。

ぽつぽつと坂の途中に現れる土産物屋を通り過ぎて、海沿いの道を歩くとやがて
白い灯台が見えてくる。


日御碕灯台。石造りでは、日本で一番高い灯台。

中に入ることができたので、てっぺんまで行って来た。
急な階段をぐるぐるぐるぐると登って、海面63メートルの場所まで。


灯台の上から見た海。蒼い。広い。だけど
遠くからだとキレイなものしか見えないんだなと考える自分にちょっと嫌気。

しばらく風に当たってからまたぐるぐると階段を下りて地上へ。
これでひと通り、今回の旅行で来たかった場所は見たことになる。一泊二日だけど結構もりだくさんだった。満足!

ここから米子空港へ戻ることを考えると、帰りの飛行機の時間に割とぴったりな時間。
バスで出雲市駅へ戻り、出雲市駅から松江へ戻り。来た時のルートを逆に辿っていく。

松江駅で少し余裕ができたので早めの夕飯。

名物の押し寿司。

ていうか。こんなに分厚い押し寿司初めてみるんですけど……。
全然押してなくない、か?(笑)
見ての通り肉厚でおいしかったです。ハイ。

寿司食べ終わるとちょうど空港行きのバスが来る時間だったので、バスに乗って米子空港へ行き、東京へ。
思いのほか松江も出雲も気に入ってしまいました。
また今度時間ができたら来たいです。特に松江。

長い旅行記にお付き合い有難うございましたm(_ _)m
| 旅行 | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
松江〜出雲旅行3
2日目はいよいよ出雲の国へ。

松江から出雲市は電車で50分弱くらい。不思議なことに松江→出雲へ移動すると
空気が中世日本から一気に古代日本へ遡る。
シンボルになっているものの時代の違いのせいなんだろうけれど、面白いなあ。


到着、出雲市駅。外観が出雲大社をモチーフに?してる?んだろうなあ?

ともあれ、バスでさっそく出雲大社へ。
駅前から30分くらいで大きな鳥居が見えてくる。参道の入口のほか、道路をぐるっとまわってお社のすぐ隣で下りることができるらしいんだけど、やっぱり参道からでしょう。


参道へ続く鳥居。


美しい松林の坂を下って出雲大社の境内へ


松林を抜けて蓮の池にかかる橋を渡って、拝殿に到着。
思っていたよりずっと小さな境内&神社だったけどさすがに雰囲気あります。


お参りして境内を一周。日本一大きい注連縄ってこれのことか…?
いや、充分大きいんだけど。ガイドブックで見たイメージより小さい気がするな〜。

とりあえず、参拝もしたしおみくじ引いたし、
帰り際に蓮の池に寄ってみる。白い蓮が見事。



蓮って姿勢がいい花だな、と思う。


しばらく池で撮影してから参道の入口まで戻り、バスでさらに日御碕まで行くことに。
が、日御碕行きのバスが出るまで40分……。
とりあえず食事することに。松江も出雲もむちゃくちゃ物価がやすい。
バス停の近くにあったレストラン(?)で食べたコロッケ定食、550円也。学食?


で、定食食べながらガイドブックぱらぱら。
日御碕を見ていたんだけど、ふと出雲大社の項目で見てはいけないものを見る。

日本一大きな注連縄があるのは、神楽殿。


あれ!? 拝殿のほかにも建物あったの!??←駄目すぎ

バスの時間は迫るわ、かといってここまで来て日本一の注連縄みないのもなんだか悔しいわで(いや、別に注連縄好きなわけでもないのに。小市民……!)さんざん悩んだ挙句、
結局また出雲大社へ戻りました。


で、今度こそ神楽殿も拝観。

拝殿から一旦境内の外へ出て、道路を渡った場所にあったのです。
分かり辛いよ(T△T)

しかし確かにこっちの注連縄はデカかった。よく建物が倒れないなーってくらい。
注連縄だけで1.3tくらいあるらしい…。どうやって編んでるの…?
下へ回ってみると、注連縄の端っこにお賽銭がびしびし埋め込んである。


みんなこれ、投げて差したんだろうか??? ちょっとスゴイ。

これで今度こそ出雲大社堪能。心おきなく日御碕へ移動。
……またしても、バス待ち1時間。

続く。
| 旅行 | 09:08 | comments(2) | trackbacks(0) |
松江〜出雲旅行2
松江城のなかは見学可能。大人 440円です。


バリアフリーとは程遠い急な階段を
ぐるぐる登りながら天守閣まで行ってきました。
ここに住んでたのか……。毎日筋トレ……(´△`)


3階くらいにあった「石落とし」。
石垣を登って侵入しようとする敵に石や熱湯をかける穴。


最後の階段から見た光があんまりキレイで。


天守閣から、松江を一望。


宍道湖がすぐ近く。海みたいにデカい!

天守閣は東西南北に窓があり、それがすべて開け放してあって風の通り道になってました。
湖から吹いてくる風は夏なのに涼しくて、いつまでも居たいくらい気持ちよかった。
殿様気分ってこういうのかもなあ。人に命令するより国を治めるより
一番空に近い場所で風に吹かれるのがとんでもなく贅沢だと思う。

結構長いこと天守閣にいたけど、まだ回りたいとこがあったので城を出て
「小泉八雲記念館」へ向かうことに。
松江城からは徒歩圏内。標識を頼りに、小さな森のなかを抜けていくんだけど
この森が撮り方によってはスゲかっこいいんじゃね!?
と、半ば興奮気味に道路の真ん中でいきなり撮影会です。


実は結構狭い小さい範囲に生えてる木なんだけど。
視線を落とすともうもののけ姫の世界です。


木のシルエットがかっこよくなる場所を探して携帯構えてうろうろうろうろ。
道路を追い越していった車に乗ったカップルに笑われた。
いいんだよ、その目線からは見えないものを見ようとしてるんだ。


歩き始めて今度は蝉の抜け殻発見。
すげー力んで捕まっていそうに見えて中身がとっくにいない、
空っぽなところが好き。
自分みたいで。


途中の茶屋に、団子が炭火焼になってた。
力の抜ける風景で良いなあ。


お濠を越えると城下町。これだけ水量豊かで美しいお濠ってあんまりないかもな。


ちなみに、お濠をぐるっと回る観光遊覧船があったりして。
一時間くらいかかるっていうので乗らなかったけど、夜飲みにいった店でも
タクシーのおじちゃんも、「松江のオススメ観光は?」と聞いたら
口を揃えて「遊覧船」と言った。
「乗った?」と聞いたら、口をそろえて「いいや」といった。
何ソレ(笑)


小泉八雲記念館から、再び赤いレトロなバスで「月照寺」へ。
ここは代々の松江城主の菩提寺。
初代直政公のお墓から、9代目斉斎(なりよし)公のお墓まで、
広い境内に立派なお墓が点在している。


遠めにちらっと、初代・直政公のお墓。池の向こう、
橋を渡ったところに巨大な墓石がある。


こちらは六代目の墓石の近くにある「寿蔵碑」。別名、「大亀」。
よーく見ると人みたいな顔をしていて結構怖い。
小泉八雲の随筆に、こいつが夜な夜な城下町を徘徊して暴れたという
話があるらしい。


一周ぐるりと回って9代目までのお墓を参り終えると、
「高真殿」という書院があり、庭園を眺めながら抹茶をいただけたりする。
和みます。


どうでもいいが、祖父はお茶の先生だった。
子どもの頃さんざん茶室で教え込まれていたはずなのに
作法なんぞキレイに忘れている。おいしく飲めればいいんだよ。

月照寺を出てまたバスでホテルの近くまで戻る。
歩き通しで疲れて、仮眠すると7時過ぎだった。
ホテルへ来る途中で見かけた
「大豆家」という豆腐料理メインらしい居酒屋で独り酒。


やっぱり最初はビールビール☆


正直微妙だった「豆腐餃子」。皮が豆腐でできてるらしい…。
なんでその必要があるのかよくわかんな……イ……。
なのにナゼ注文しちゃったのかも全然わかんない……。


地場特有の野菜らしい「べっぴん茄子」のステーキ。
油っこかった。が、おいしかった。安かったから(480円!)てっきり量少ないんだと思ってたらがっつり2〜3人前。
頑張って食べました……。

カウンターの板さんとだらだら話しながら飲んで、
ホテルに戻ると9時半くらい。マッサージの人部屋に呼んだり
土産物屋で買った民話読んだり(実は民話収集趣味がある)
して、11時くらいには就寝。

二日目は出雲へ向かう予定。またも長いので続きます。
| 旅行 | 00:53 | comments(2) | trackbacks(0) |
松江〜出雲旅行
実は 8月の後半、遅い夏休みをとって松江〜出雲へ一人旅してました。
旅行記書こう書こうと思っていて 気がつけば一ヶ月が経過ですよちょっと。

細かいことはさておいて写真だけべしべし時系列に貼っていっときます。
アルバム代わり。



2006.08.23. 米子空港から松江駅へ向かう途中、中海。
と、いう名の湖。海と名がつくだけに汽水湖らしい。


2006.08.23. 空港からバスで小一時間、松江駅到着。
中国地方の駅はなんだか空気が独特だと思う。空の青さも。


市内を周遊するレトロなバス。その名も「ぐるっと松江レイクライン」……。
今日は1日お世話になります。500円で載り放題。


車内もレトロ。どっかのおばちゃん、鞄置いたままで友だち呼びに
出ていってもーた。田舎やな〜。


とりあえず、松江城の前で下車。「水の都」と謳われるだけあって城を巡るお濠も見事。
さー、歩くか。馬にでも乗れりゃいいのにな。


濠沿いに歩いていたら水面をついてくる怪しい影発見。
なんだ?なにかいるのか? ……亀か。


異様に多い、松江城の亀。
数十メートル歩くうちに10匹以上は見た。そして全員、横を併走ならぬ併泳する。ナゼ。


お濠が途切れるとようやく城の入口へ。お城に植わっている木は、なぜか全国たいがいのところで元気がいい。過去の活気が残っているのかな。


城周辺図確認。実はこういう地図、ぞくぞくするほど好きです。
城内図なんてあった日には貪り見ます。
真面目に勉強したわけじゃないけど、安土城の構造はかなり興味深い。観音寺城もいい。
松江城も名だたる名城のひとつだが、この二重に巡らされた自然と人工の濠に囲まれた要塞チックな立地からして最高だ。興奮してきました。ああ来てよかった。
いつまでも語りそうなので次へいきます。


城へ行く前にちょっとクールダウンすべく、城の手前にある「松江神社」へ参拝。
しかしこの鳥居もいい……! いつからあるんだろう。日に焼けて風に削られた石の雰囲気、あせた色、最高。一礼して敷地へ入ります。


入ってすぐの場所で神社を守っている狛犬。松江城付近にはいくつか神社があるけれど、
狛犬の造り、お稲荷さんの造りが非常によく似ている。同じ作者じゃなかろうか。
これもいいねえ。顔がやさしげだから雌のほうだろうか。


向かって右側の狛犬さんはなんと顔が落ちていた。直してもらえないんかな。
それにしても、首からじゃなく顔の面だけがずるりと落ちるなんて珍しい。
ちょっと壮絶だった。


神社の脇にあるお稲荷さんにもおまいり。


ココのお狐様はとんでもなく美形だ。


ちょっと犬みたいな顔が特徴的。眼光の鋭いところがかっこええ。


そしてようやく松江城へ。ウソみたいな青空をバックに佇む姿に暫し言葉もありません。
昔の人の美意識ってすごいと思う。威風堂々とはこのことだな。

長いんで続きます(・ω・)ノ
| 旅行 | 13:33 | comments(2) | trackbacks(1) |
横浜聘珍樓へいってきました
これまた二週間くらい前の話ですが、友達と横浜中華街食い倒れにいってきますた。
実は誕生日だったんで、横浜聘珍樓(http://www.heichin.com/)で奢ってもらうことになっていたのでつ。
中華料理〜!!!

聘珍樓といえば中華街でも有名な老舗! 自分じゃぜっっっったい行かない店なんで、大興奮ですた。
中華料理といえば、大皿にのって皆で取り分けるとか、丸いテーブル(円卓と言え)ぐるぐるしながら食べるとかのイメージしかなかったんですが、聘珍樓はなんと給仕してくれる人がいて、とりあえず運んできた料理の説明をしてからそれぞれに取り分けて皿に盛り付けてからくれるのですよ……。

味も、中華料理の油っぽいイメージとは違って、あっさりと、でもちゃんと料理として味が完成してて激ウマでした。
北京ダックとか初めて食った……過去に食べていたのかもしれないが、今までのは北京ダックじゃなかった……。
海原雄山になりそうな勢いでした。ムゥ…この味は……。

ゴチソウサマでした(-人-) 超ウマかった!>奢ってくれたS

んで、早めに食べていたので、そのあと街を散策。
中華街のなかにある書店を覗いて(日本人がやっているチャレンジショップみたいなのが集まったビルのなかに、最近出来た本屋がある。中国関連の本を集めているらしい)バカ高い民話集を買ってしまったり、会社の人へお土産で甘栗買ったり。

まだ薄明るいなか、みなとみらいまで散策。
横浜の夜景、一番スキなんだよね。東京へ来た最初の頃、雑誌の仕事で夜景特集をやって横浜の夜にホレました。

銀行だったっけ? レトロな建物は夕暮れ時に真価を発揮。
タイムスリップしたみたいな気分になれる。


定番、みなとみらい! 汽車道を歩くのが大好きだ。



ホント、住みたい街のひとつです。
いつか株で儲けたらマンション買おう。(さらっとずうずうしいです)
| 旅行 | 09:37 | comments(2) | trackbacks(0) |
ラスベガス旅行記 帰国編
寝た、と思った瞬間アラームが鳴った。
6時45分。チェックアウトに行く時間だ。荷物はほとんど詰めてあったから、顔だけ洗って着替えてロビーへ。

兄貴はカジノレートの交渉に行くらしく、その間親とロビーで待機。
結構待って、ようやく兄貴が戻ってきた。
カジノで遊んだ分溜まったポイントが査定されて今回の滞在費が決定するそうだ。

結果。五泊六日、食事込み、3名で

400ドル弱

なり。

って、4万程度ですか!?? 宿泊も食事も込みで!???

兄貴は800ドル買っているわけだから、実際400ドル浮いてるわけだ。
いやー、毎年のように来ているわけだ。渡航費だけじゃん。

んで、今度はそのレートをチェックアウト時に提示して清算するらしく、フロントへ。
しかし、またまた時間がかかっている。どうしたんだ?と思ってみていると、なんと。

カ メ ラ が 見 つ か っ た ら し い

兄貴とふたりで「カメラキターーーーー!!!!」と叫んでしまいました…。
2ch用語が分かるアメリカ人がいたらどえらい恥ずかしいわ。

しかし、タクシー会社が開くのが9時とかで、その頃には空港でフライト手続きをしていないとマズイ。
てなわけで、後から兄貴の家へ送ってもらうことにしたらしく、その説明に手間取っていたそうです。
いやあよかったよかった!

それにしても、やっぱり「カメラを探している日本人」の話はちょっとホテル内で有名になっていたらしく、兄貴が部屋番号と名前を告げた瞬間「あ、カメラなくした人じゃない!?」と言われたそうだ。
さらに近くにいたほかのスタッフも「ああ、君が!」みたいなことを言ったらしい……。
聞きまくってたもんな_| ̄|●

つうか、そこまでわかってるなら、広まってるなら

部屋に電話くれ よ _| ̄|______(((●

親も諦め切っていたらしく、なくしたカメラの俳句まで作っていたそうだ。
あんたは……。>親
こっそり暴露しちゃる。エイ。


異国にて
古きカメラを
失いて
発つとき迫り
こころ乱るる



見事に五・七・五・七・七ですな。
まあどんな時もマイペースに人生楽しんでて何よりです。

さて、そんなわけでいよいよ帰国。ホテルからタクシーで空港へいき、国内線でサンフランシスコ。
サンフランシスコから日本。

帰りはほとんど寝ていたので、なんだかあっという間でした。
気がつけば関西空港。
残ったドルを日本円換金して、出国時よりさらにドルが安くなっていることに兄貴と2人して「ギャー」と叫んだ以外はまあ穏やかな帰国でした…。
110円になっとるがな……_| ̄|●|||
(兄貴は外貨預金もしているのでホンマに顔がピングーみたいになってた)

梅田まで戻ってきて、兄貴はタクシーで大阪の自宅へ。
親は近鉄線で三重県。
自分は新大阪まで出てから新幹線で東京。

国内で大阪→東京って充分旅ですが、アメリカ行った後だとなんかほんと〜に軽い移動って感じでした……。

電車のなかの会話や電光掲示板に流れる広告、次の停車駅などの文字が日本語なのがしばらくヘンな感じ。それと同時に、「あ〜帰ってきた!」って実感もじわじわと。
まだどこかカジノの喧騒のなかにいるような気分なまま、既に次はいつ行くかな、と考えてたり。

長い長いラスベガス旅行記、書き切れない部分は多々あれど
これにて終了でございます。
お付き合い有難うございました!


今度は早ければ10月狙い(-m-) 
| 旅行 | 01:45 | comments(4) | trackbacks(0) |
ラスベガス旅行記5日目
いよいよ今日が観光の最終日。
明日は朝早くにチェックアウトして空港へ向かわなくてはいけないので、実質遊べるのは今日いっぱい。

朝起きて、とりあえず兄貴と一緒にカジノの「LOST&FIND」へ。
ここ、カジノ内での忘れものがすべて集まるところらしい。
目的はもちろん親のカメラ探し。
あれから部屋にもフロントにも連絡が入っていないようだったので、「まさかホテル内で置き忘れたかなんかして、カジノの忘れ物保管所に届いたんじゃ?」という可能性にすがりついたのだ。

しかして、ここでも結果はNO。
明日帰るというスケジュールにやや焦り始めるも、実は兄貴とふたりして、いい加減ホテルの人だってうんざりしてるんじゃないか? ってくらい、あっちこっちでカメラの所在を尋ねている。
これ以上やれることも思いつかないし、結局待っているしかない。

兄貴はそのままカジノで最後のゲーミングを楽しむというので、
こちらはまた親と一緒に街の散策。
ここんとこの連続勝ちで450ドルくらい浮いてるもんだから、(滞在五日目の今日まで、ほとんど財布の中身が減っていないのだ。我ながらすげえ)
今日の朝ごはんと昼ごはんは自分のおごり。
あと、初日のフォーラムショップスで気になっていた「swatch」で時計を買いますた。

こんなん。(ふと自分の手カッコイイなと思って撮ったので時計メインじゃないアホな写真…。部分ナルシスト・笑)


あとは親が見たいっていってた「O」っていうサーカスのショップ覗いたり、
カフェでお茶したり。夕方、最後だし有名な「パリスバフェ」に行こうってことになってたんで、それまで時間つぶし。

で、夕方早めの時間に、泊まっているベラージオの目の前にある「パリス」ホテルへ。

ちなみに凱旋門とエッフェル塔が目印……。パリだから…ね……。


中へ入ると、カジノすらもパリの街並をイメージしている。
天井にリアルな空の絵。フォーラムショップもそうだったけど、ラスベガスのこういう天井を真似てお台場のヴィーナスフォートもできたらしい?ホントかな。


さて、いよいよパリスバフェですよ。
ここ、ラスベガスのなかでも一番人気らしく、種類、味、雰囲気ともにすごくよかったです。
通常、一時間待ちは当たり前! らしいんだけど、中途半端に4時くらいに行ったら空き空きだった。もしもベガスへ行く機会があればご参考までに、夕方早めの時間が狙い目!

ちなみに、パリスというだけにフレンチなん? と思っていたら、確かにクレープとか南欧風の料理とか多かったんだけど、ローストビーフやらソーセージやら骨付きチキンの煮込みやらもあって(待て、肉ばっかだ!>自分)
気取らずがっつり食べられました。

メニューの一部。ドン。


クレープ焼いてるおじさん。「写真とっていい?」って聞いたら「5ドルだよ」だって。日本にもいるよなーこういうオッサン(笑)

でもクレープは絶品。兄貴とふたりでかぶり付きますた。ブルーベリーや杏などなど中身もソースも選べます。

さて、おもっきし食べて帰りは歩道橋の上から有名な「ベラージオの噴水ショー」を見ることに。
ラスベガスのホテルはあちこちで無料ショーをやっているんだけど、ベラージオがやっているのは迫力ある噴水のショー。
ここが砂漠の真ん中だって考えると、無茶苦茶贅沢なアトラクションだと思う。
何十メートルもの高さまで、音楽にあわせて水が吹き上げる姿は圧巻だった。普段の生活からは考えられない贅沢な街。
金があるってやっぱすごいことなんだなあ。


噴水ショーのあと、月があんまりにも綺麗で撮った一枚。空の色もまるでCGみたいに鮮やか。


陽もすっかり暮れて、またカジノが活気付く夜が近付いてきている。
今日は100$制限ナシで思いっきり遊ぶ予定。
親も、最後の夜だし、ベガスへ来てカジノやらないなんてあり得ない! と兄貴に説得されて今日は参加することになった。

まずはブラックジャックで安いテーブルを探して、兄貴と親が座った。自分は後ろでビールを飲みながら観戦。(カジノ内はチップ1ドル程度でなんでも飲める。ホントいい街だ……w)

ところで、我らのギャンブル属性は間違いなく親父からきている。(現在蒸発中、まさに賭け事で身を滅ぼした典型的な人間だ。断っておくが、決してキライじゃない)
親父が子どもの頃から兄貴と自分に競馬を教え、花札を教え、中学生になってからは親父の弟(叔父さん)がパチンコを教えてくれた。(さらに、大人になってからは兄貴が自分にスロットとBJを教えている。血だねえ)

これに反して、母親はギャンブルが大っっ嫌いな人間だ。今でこそ、兄貴も自分も大人になって自分で食べているから何も言われないものの、学生の頃にパチンコをやっていることがバレた時は死ぬほど怒られた。

そんな母親が、ラスベガスのカジノでブラックジャックをするなんて親戚一同がひっくり返るほどの異常事態なのだ。
最初は小さく、5ドルだけ賭けている。
兄貴はその瞬間を逃さず、携帯で写真を撮っていた(そしてディーラーに怒られた・笑)カジノは原則、撮影禁止なんだよね。

さて、ここでも兄貴のブラックジャック講座が開かれた。母親に横であれこれ教えながら一緒にゲームしているうちに、母親のチップがどんどん増えていく。流れもいいらしく、やたらとブラックジャックを引くのだ。

「すごいじゃん。まさにビギナーズラック」

と声をかけると、気をよくしたのか一気に20ドルくらい賭けはじめている。
草「ちょ、、、、何やってんのやめなよ」
母「だってお母さん勝つもんv」

勝つもんv じゃねぇーーーーーーー

慎重かと思いきや調子に乗りやすいのもこの人の特性だった……。
見てると怖いんで、兄貴に任せてこっちも違うテーブルで遊ぶことにした。
が、なんかおかしい。今日はやたらとディーラーが強いような?

昨日からなんとなく「壁が厚いな」と思っていたのが、今日はまさに「鉄壁」なのだ。
フィーリングで申し訳ないが、「一定のライン以上勝てない」印象。
あちこちで、「カードは何デッキ入れているの」という声も聞く。
(※ブラックジャックは、シャッフルする機械のなかに1〜6デッキのカードを入れているところが多い。1デッキなら花札的に、既に出たカードから残りのカードを予測できたりもするが、通常6デッキが多いので、純粋に10という数が3分の1で出現する、という考え方程度しかできない)

ベラージオでも、どうやらデッキは「6」らしい。それなら、絵札が72枚あっていいはずなのに、一度のゲームのなかで1枚も絵札が出ないことが何度もある。おかしいだろー??
確率的には確かにそんな回だって「あり得る」。でも、絵札ゼロのゲームが断続的にやってくるのに、絵札が固まるゲームがまったくないのは何でだ??
様子見のつもりで、途中何度かゲームを抜けて見学していたが、一向にプレーヤーに波が向く気配がない。いつまでもディーラーの一人がちなのだ。
でも、考えてみたらカジノにだってそりゃあ回収日はあるだろう。
お金を落としていってもらわなきゃ商売成り立たないんだしね。

それにしても、今日がその回収日だとしたらなんてあからさまなんだろう。
自分だけならわかるけれど、どのテーブルに移ってもディーラーが連続ブラックジャック。あり得んあり得ん。

それでも、スロットだってパチンコだって回転数が多くなきゃ確率検証できないんだし、今日は100$規制してないし…と思って割と粘ってやってみた。
一時マイナス500$になるも、途中で盛り返してマイナス200$。
でも、やっぱり確実に「少しずつ呑まれてる」印象。
あー。駄目だこりゃ。スロットの負けパターンと一緒だ。「少し出して出した分以上に呑む」空気がまるきり同じ。

深夜二時過ぎ、見切りをつけてマイナス300ドルくらいで撤退。
部屋に戻ると母親もいて、「途中からディーラーが嘘みたいに強くなった」からやめたそうだ。
兄貴もボロ負け。前日の勝ちがあるから、トータルでは800ドルくらい浮いているそうだけど…
3人が3人とも、セオリー通りにプレイしてまけるならやっぱりそれは「回収日」なんじゃないかなあ。

ベガスにもそういう日があるんだろう。それが味わえただけでもなんか勉強になった。次来るときは引き際を間違えないようにしよう(来るのか)

最終日、負けたままで後味悪く眠りについたわけだけど、変に興奮してて眠れない。明日は日本だもんな。「このまま寝るのは勿体無い」っていう気分が眠ろうとする頭のなかで暴れている。
それで、明け方こっそりとカメラを持って部屋を出た。

AM5時。不夜城・ラスベガスが唯一眠っているとしたら、きっと5時から6時の一時間くらいだ。
毒々しいほどのネオンも雑多な人ごみも、この時間帯ばかりは眠りについている。


それで気付いた。
うるさくて欲望の形をさまざまに表現していて、表情をくるくる変えるこの街はホントに生きてるんだなあと。
「人間」が街になったとしたら、きっとラスベガスみたいに綺麗で毒々しくてエネルギッシュになるんじゃないか。
そう考えた途端、ラスベガスを離れるのが非情に惜しくなってきた。ベガスの産みの親、ギャングの「バグジー」がきっとそんな人間だったに違いない。彼に惹かれる人が集まって集まってできたのがこの街だもんな。
どうやら自分もバグジーの幽霊に捕まったらしい。
書いててこっぱずかしいですが実際そんなカンジ。ギャンブルもいいけど、街がいいんだ。

貴重なラスベガスの「寝顔」を見ながら街を徘徊して、6時前にホテルへ戻る。戻る途中、カジノで最後の一勝負(笑)。
一発でブラックジャックを出して100$勝ち。結果、TOTALマイナス200$なり。回収日、終了か?(笑)

部屋に戻るとまだ親も兄貴も寝ている様子。あと一時間ほどで起きてチェックアウトだけど、やっと眠気が襲ってきたので仮眠することにしてベッドに倒れ込んだ。
ラスベガス滞在もあと数時間。
あとはカメラが見つかってくれれば言う事はないんだけど……。
| 旅行 | 00:35 | comments(4) | trackbacks(0) |
ラスベガス旅行記4日目 その3
4日目の夜、今日もカジノは大盛況。

ただ、ラスベガスに着いてから初めて見る光景がいくつかあった。
それは例えば、ブラックジャックのテーブルがすべて日本人で埋まっていること。(今までは日本人でブラックジャックしてるのなんて、ホントに兄貴と自分くらいだったのだ)
しかも、カジノ用語だけは器用に覚えて、ふたりしてディーラーに向かって「Hi,brother! I'm waiting picture card!(兄弟、10のカード待ってんだけど!)」なんて言えるくらいに砕けていたものだから、あまり日本人だと思われていなかったみたいだ。
カジノの外に出るとほとんどといっていいほど喋れないんだけどね。

国内では随分奇抜な髪の毛の色が増えたなーと思えるニッポンだけど、海外にくるとやっぱり日本人の頭は黒い。んで、結構目立つ。

安いテーブル(最低10$くらいから賭けられるテーブルがあって、夜更けとともに高額レートになっていく。早い時間から賭けていた人は、レートが変わっても同じ定額で賭け続けてよい)は日本人だらけ。

傍で見ていても日本人だけのテーブルって盛り上がらないんだよね。
外人は同席したテーブルのプレイヤー同士盛り上がって、ディーラーがバーストすると皆で拳をあわせたりして面白いんだけど…。

外人も日本人テーブルは敬遠するらしく、黒い頭が3つも並ぶとあと2つ空いた席も絶対埋まらない。
仕方なく、若い日本人で埋まった定額レートテーブルの左端が空いていたのでそこに座ることにした。
(ところで、ディーラーは右端=ディーラーから見ると左端からカードを配るので、左端に座るということはゲームの流れを一通り見れるということ。空いていたら極力左端に座るのがいいらしい)

そのテーブルに集まっていたのは、自分と同い年くらいの若い日本人客で、どうやら会社の旅行でベガスに来ているらしい。自分よりちょっと年上? くらいに見える若い「主任」と部下っぽい男2人、それに女の子2人が観戦。

自分だってほんの4日前にカジノ初体験だし、兄貴に付け焼刃的に叩き込まれたセオリーしか知らないわけだが、なんていうか無茶苦茶な賭けかたをしてて見ていてヒヤヒヤした。
相手のカードが10なのに、14でステイ(カードいらないっていう意味)するってどゆこと、とか
相手が4で自分のところに7が2枚きてるのになんでスプリット(同じカードは分けて一枚ずつの「手」にできる。当然、相手より強いカードなら期待も二倍!)しないんだろ、とか……。

無茶苦茶な賭けかたをしている割にやたらと運の強い「主任」以外はすごい勢いで負けている。
1人が脱落して退いたところへ、ふらっと兄貴がやってきた。

兄「よー。勝ってる?」
草「もーちょいで100勝つからそしたらやめるよ」
兄「またか。どかっと賭けろ。そしてどかっと負けてしまえ」
草「ひでぇ……」

…みたいな事を話していたら、後ろで観戦していた女の子の一人が話しかけてきた。
「え、日本人なんですか!?こっちに住んでる人かと思った!」

これにはこっちもポカーン。カタコト英語しか喋ってないのにな。
いかにも「ホームだぜ」って感じでくつろいで見えたから、てっきり常連かと思っていたそうだ。
いやあ、だって実際落ち着くじゃないか、カジノの空気。(駄目兄弟)

「主任以外、みんなぼろ負け。やり方あるんですか?」
同じテーブルでずっと賭けてて、(ラッキーなことに)連荘勝ちしてた自分に女の子が聞いてきた。
「この人に聞いて。ぜんっぜん詳しいから」
兄貴に話題を振って、そそくさと話から離脱。
人に教えるほどわかってマセン。

兄貴は、今日はほかのテーブルで外人にも「お前日本人だろ。あそこのヤツにブラックジャックのセオリーを教えてやってくれ」とひそひそ頼まれて、ブラックジャック講座を開いていたらしい。
ヘンな日。

それでも、兄貴がやり方を教え始めてから確実に日本人グループの勝率があがってきた。
「すごいすごい!! お兄さんカッコイイ!!」
女の子たちの歓声があがる。
ちなみに、兄貴は今の奥さんとの初デートで万馬券を当てて彼女のハートを射止めた人だ。
絶対悪魔と契約しているに違いない。

こっちはというと、一進一退を繰り返すものの、どうにも80$を越えない。
100って壁が、今日は妙に厚い。

言葉が分かる相手が傍にいると気が緩むのかな、って気もしたし、違うテーブルへ移動することにした。
勝ち始めてウハウハだった日本人グループが、別れ際にビールを奢ってくれたので、コロナの瓶を持って移動。
兄貴はそのまま同じテーブルで講座続行。

暫くうろうろすると、アジア系の顔をした女性ディーラーのテーブルが空いたのでそこへ滑り込んだ。
掛け金、一回25$。さすがに夜が更けてくるとこれくらいしか空いてないこともある。
でもちまちま賭けるよか、今日は大きく張った方がいいのかもね。
なんせ、ここならあと一度でも勝てば100ドルオーバーだし。

席に座って、一〜二巡は様子を見ようと思い、「Looking」と伝えると、日本語で返事が帰ってきた。
「分かったわ」

吃驚して顔を見ると、「叔父が日本人なの」と、流暢な日本語。へえ。珍しい。
この四日間、散々ブラックジャックテーブルをうろついていたけれど、彼女に会うのは初めて。日本人客が増えてきたから駆りだされたとかかな。
(そんなシフトがあるのかどうかは知らないが)

3巡様子を見て、ディーラーがBJを引いたところで参加しはじめた。
ディーラーにいいカードが回ってるってことは、その手前の席にいる自分にディーラーが引いてるいいカードが来やすい波ってこと。
不思議とあるんだよね、そういう「波」。

参戦そうそう、BJではないけれど「20」が出て引き分け。
自分が入ってもなお、ディーラーの強い波は続いているらしい。
それでも大きく負けることもなく、ここでも一進一退で暫く続けていた。

その内、テーブルの中側でキャッシャー管理をしているちょっと偉そうな人が、ディーラーに話しかけにきた。
(ちなみに、30〜40代にしか見えない女性! いかにもキャリアウーマンなかっこいい雰囲気)
当然、その会話は英語。暫く早口でディーラーと何か話しているかと思ったら、突然
「みんな、楽しんでる? ところで仔犬を飼っている人はいる?」
と聞いてきた。
あたりを見回すと、アメリカ人らしき親父が1人、アジア系2人、んで自分。
アジア系はやっぱり日本人らしく、聞こえないフリ。
アメリカ人が顔を上げて、「いないよ」と答えた。
自分も便乗、「犬はいないけどリス飼ってるよ」と答えてみる。

でも、「リス」の発音むつかしい。
「squirrel」ってどういやいいんだ?? 何度も言い直して、「スカンク?」と聞かれた。
「違うって。これこれ」と殿様の写真を携帯で見せると、
「ああ! やっぱりスカンクね!」
だって。

ヲイッ。 シマがあればなんでもスカンクかよ。
でも、どうやらシマリスは「squirrel」じゃなく「chipmank」っていうらしい。日本語の分かる女性ディーラーが間に入って説明してくれた。
なるほど、と思ってイラの動画を見せたら「Oh,squirrel!!」だって。
最初からそういってんのに……。

イラの動画は外人さんにもオオウケ。
「本当にこんなのが家にいるの!? かわいい! かわいい!!」と連呼していた。
ちなみに、キャッシャー管理の彼女の家には再来週、フロリダの姉さんのところから仔犬を貰うことになってるそうだ。
名前は? と聞いたら、「今考えてる」とのこと。
「イラ」っていう響きを気に入っていたから、そのまま名付けてくれたりしたら面白い縁ができるんだけどな。
「殿」も、日本語でキングのことだって言ったら甚くお気に召していた。
スロットから取った名前なんだけどねえ(笑)

さて、話している間に緩やかにコインが減っている。30〜80$を抜けられないんだよね。
今日はこんな日かな、と思って手元にあった45$を一気賭け。
したら、なんとこれが一発でブラックジャック! 100$突破。

端数をディーラーへのチップで渡して、きっちり100$持って退席。
離れる時は「Leave」というと、細かいコインを高額コインに替えてくれる。

時計を見るともう明け方近い。
兄貴の様子を見にいくと、オソロシイことに1500$くらい勝っている。
ナニソレ。

まだ部屋へ戻る気がなさげだったので、一人でキャッシャーへ行ってコインを現金に換金。
部屋に戻ってベッドに倒れ、ようやく就寝。


| 旅行 | 16:38 | comments(6) | trackbacks(0) |
ラスベガス旅行記4日目 その2
4日目は事件の宝庫だった。というわけで、まだ続いてしまう。

今日は夕方から、兄貴も合流して「マンマ・ミーア」というミュージカルを見る約束だった。
アウトレットからホテルへ戻ってくるとまだ13時で、待ち合わせまで3時間以上ある。
とりあえず昼食を済ませて、親にどうする?と聞いたら「ミラージュホテルは遠い?」と聞かれた。
2日目に行った、ホワイトタイガーのいるホテルだ。

ベラージオからなら歩いて10分もあれば行ける。
前回行った時は普通のトラしか見られなかったから、ホワイトタイガーが見たいらしい。
そんなわけで、午後からも親のお供。
ミラージュへ着くと、今度は運良くホワイトタイガーが外に出ていた。

でも、暑いのか始終こんな感じ。

くてーん。

巨大な猫みたいだ。暫く見ていたら、暑いのか室内へ続く扉の前で「入れて入れて」と言わんばかりにガリガリやっててかわいかった。今日は客サービスの日なのか、入れてもらえなくてまた諦めてくてーんとなってたけど。

ミラージュではついでに売店で葉巻を購入。会社はスモーカーが多いので土産にしよう、と思って探していたのだ。
チョコ味とかピーチ味とかあって面白い。普通のとチョコ味購入。


なんか並べておくだけでもかっちょえーよね。無意味に3箱くらい買ってしまった。まあ、あまったら自分でも吸えるしいいや。

んで、再びホテルへ戻って4時半くらい。そろそろいい時間なんで、マンマ・ミーアを観るマンダレイ・ベイホテルへ移動することにした。
移動してから飯にしようってことで、早めの出発。

ベラージオの前からタクシーに乗って、親と兄貴が後部座席、自分が助手席。兄貴は後ろで親に街並を見ながらあれこれ説明している。
その間ヒマなんで、自分はなんとなくフロントガラスに張られた張り紙を読んでいた。

「イエローキャブタクシーをご利用下さいましてありがとうございます。このタクシーのナンバーは4175です。この番号はぜひお控えください」
みたいな内容。

ん? なんで? と思いながら読み進めると、
「もし車内に忘れ物があった場合や再度のご利用の際は、私たちのカンパニー名とタクシーナンバーをご連絡ください」
とのこと。

あーなるほど、忘れ物した時の問い合わせか。そそっかしい人いるもんな。
近い距離だったんで、それだけ呼んでふーんと思ったところでマンダレイ・ベイに到着。
運転手にタクシー代とチップ(いい加減なれてきたけど、チップが当たり前の社会なんだねぇ。15割程度だから結構バカになんない)を渡して降りて、マンダレイ・ベイホテルや隣接するルクソールというピラミッド型のホテルを見て回っている時だった。
親が突然、

「あれ? お母さん、カメラどうしたっけ?」

なんですと。

兄貴「もともと持ってきてなかったんじゃないの?」
親「いや、持ってきたよ! フィルム新しく入れ替えた記憶あるもん」
兄貴「タクシーのなかか?」
俺「……イエローキャブの4175だったよ、さっきの車」

思わぬところで役に立つ車体ナンバー。
そそっかしい人がいたよ、身近に_| ̄|●

「なんでそんなモン覚えとんねん?」と半ば呆れてる兄貴と「すごいすごい!!」と大喜びな母親と連れ立って、とりあえずはタクシーロータリーへ戻った。
同じタクシーは流石にもういなかったけれど、同じ「イエローキャブ」のタクシーを発見して運転手に声をかける。
「あなたと同じ会社のタクシーについさっき乗って、カメラ忘れたんだけど」というと、運転手が「OK!」とにこやかにいって、無線とかで連絡してくれるのかと思いきや……
「Call Here!」
タクシー会社の番号を教えてくれたよ……_| ̄|●

それを期待するならわざわざてめぇに聞きにこねぇ〜〜〜!!!
「無線でこの番号の車に聞いてくんないの?」
と、喰らいつくほどの英語力もなく、とりあえずその番号を持ってホテルのベルデスクへ。
ここでも再度事情を話すと、今度はベルデスクのお姉さんがイエローキャブへ電話して事情を話してくれた。
で、「見つかったら私に折り返しくれるそうよ。夜の7時半まではここにいるから、その頃もう一度来てちょうだい」
みたいなことを言われる。

ミュージカルの公演が7時からだったから、その前にもう一度来る事にしてとりあえず軽く夕飯。
「タクシーのナンバーまでわかってんだからすぐ見つかるって」
と、全員が気楽な気分だった。

が、開演前にベルデスクへ寄ると、「まだ返事はこない」とのこと。
開演はもうすぐだし、ミュージカルが終わる頃にはベルデスクの姉さんはいないはずだしちょっと焦り始める。
仕方なく、兄貴と苦戦して「カメラが見つかったらベラージオの●号室に泊まっている自分たちへ連絡をくれるようにしてくれ」と伝え、ベルデスクのお姉さんにお礼のチップを渡した。
「見つかるように祈ってるわ」と最後に微笑んでくれたおねいさんにキュン。いい人だ……。

とりあえず、今できることはやったし、ということでミュージカルへ。
「マンマ・ミーア」っていうと、日本でも劇団四季がやってロングランになっていた有名な演目。
最初に兄貴が軽くあらすじを話してくれたので、英語でも比較的ストーリーが分かって面白かった。

結婚を前にした主人公の女の子が、母親の古い日記を見つけて、そこに書かれていた素晴らしくカッコイイ自分の父親に憧れ、「晴れ姿をパパにも見せたいわ!」と思うのが始まり。
しかし、若い頃イケイケだった母親には3人の父親候補が。
皆それぞれに身に覚えはあるものの、自分が主人公の父親だという確証はない。
本物の父親は母親のみが知る、だが、いろいろすれ違いがあったせいか母親は素直になれずになかなか父親を教えようとはしない。
結婚式にかけつけた母親の友達2人、新郎新婦それぞれの友達、3人の父親候補を交えて人間関係はどんどん複雑に。
いよいよ結婚式当日、主人公が「私は自分が何者か判らないまま結婚はできない!」と言いだして、全員が母親に「言っちゃえよ、誰が父親なんだよ」と歌いながら煽る。
とうとう母親も観念して一番アタリのきつかった男性に向かって「Ido,Ido,Ido」
晴れて2組のカップルが誕生しましたとさ・・・・みたいな話。
(脳内補完もあるのでやや外れてるかもしれません)

ところどころ下ネタもあるんだが、それも含めてコミカルでさわやかでおもろかったです。でも、全体の4割程度しか英語聞き取れてないんで全員が「どっ」と笑ってるところで一緒に笑えないのが心底悔しかったなー。
今度行く時までには多少英語を勉強しておこうと思いマスタ。
高校出てすぐの頃、外人と一緒に仕事してたから当時はそこそこ喋れてたんだけど流石にもう忘れた……(―△―)

さて、ミュージカル終わって、帰りはホテル同士の間を繋いでる「トラム」で移動。短距離モノレールなんだけど、夜に乗ると窓の外を流れる夜景がホントにすごい。
FF7のゴールドコーストに来てるみたいだ(笑)こんな街がほんとにあるんだな〜って改めて感動。

夜10時頃、ベラージオに戻って、一番初めに寄ったのはベルデスク。それからフロント。カメラが届いているかと思ったんだけど、何の連絡もないそうだ。
少し焦りも出るけれど、帰るのはあさってだし、それまでには出てくるだろうということでともかく待つことにした。
親は疲れたらしく、先に部屋へ。
兄貴と自分はやっぱりそのままカジノ(爆)ブラックジャックの、掛け金が安いテーブルを探して、お互いにテーブルの海のなかへ紛れていった。

→まだ続く


| 旅行 | 01:26 | comments(5) | trackbacks(0) |
ラスベガス旅行記4日目 その1
あっという間に4日目。
すっかりストリップ通りの道や建物の位置関係にもなれて、
一人でもぶらぶらと買い物をしに出かけたり
各ホテルのなかのカジノを冷やかしたりするようになった。

でも今日は、朝食のあと親のお供で買い物&日本語新聞を探す旅に出ることにした。
親が会社や親戚の家へのお土産をまだ買ってない、っていったのと、
英語まみれの言語・看板・雑誌に嫌気が差し始め、
とにもかくにも

「ギブミージャパニーズ!!」

な気分だからだそうだ。
感心したことに、どこからか「サンレモ」というホテルは日系人がオーナーで、売店には日本語新聞が置いてあるという情報まで掴んできた。

サンレモホテルは自分たちが泊まっているベラージオからは2km近く(もっとか?)離れているのだが、
「今日は絶対サンレモで日本語新聞を買う」
と朝から大乗り気なのだ。

昨日、さんざん寝たフリしてたからちょっとご機嫌取りをしようかという気分もあったしね。

そんなわけで、朝10時だというのに真夏の太陽が照り付けてギラギラ光っているストリップ通りをひたすら南下。

徒歩で

半端なく暑いし乾燥しているせいでとにかく喉が渇く。
タクシー使おうと言ったが、
「タクシーっていうのは最後の手段。まずは限界まで歩くの」
とかいうワケの分からん理由で却下された。
俺はもう限界です。

しかも母親は(と、いうかうちの家族は自分以外)猛烈な方向音痴。
颯爽と歩きながらクールに別方向へ向かう。
ヤメテクレ。

途中で地図を確認しながら、サンレモがある方へと親を引っ張りつつ、30分も経ったろうか。
徒歩の時速はほぼ4kmだから、2km前後離れたサンレモへはそろそろ着いてもいいはずだ(というか、こういう計算しながら知らない土地を歩く自分もいやだ)
ところが、一向にサンレモの看板は見えてこない。
ただ、「この辺だろう」と思われる場所に、「Hooters」とかいう違う名前のホテルが建っている。
親が持ってきたガイドブック(それにサンレモが載っていた)を借りて見てみると、写真で見る限り同じ建物のようだ。
が、名前が違うし看板のロゴも違う。装飾も違う。
つまりは、サンレモが潰れてほかのホテルになっていた、ってことか。
それでも、もしかしたら同じ日系の系列で、売店に新聞くらいはあるかもしれないと中まで入ってみた。
見つかったのは、かろうじて「日経新聞」と書かれた札。
日経新聞だけは置いてあるけれど、それすら売り切れている状態、らしい。

親は相当がっくりしていたけれど、それで何かが挫けたと同時に吹っ切れたようだ。
「いいよいいよ、もう買い物行こう!」
と案外元気に歩き始めた。

ただ、
向かおうとしていた郊外のアウトレットはそこからもかなりの距離。
流石に歩き通しがキツかったらしく、サンレモから10分ほど歩いた「フォーシーズンズ」ホテルで休憩。
ロビーで涼んでから、結局タクシーを使うということで意見がやっと一致した。

行き先のアウトレットを告げてタクシーに乗ると、車でもそこから10分はかかった。
ということは、徒歩だったらさらに1時間半はかかったってことだ。
早々に音を上げてくれてヨカッタ・・・。

さて、向かったのは「ラスベガス・アウトレット・センター」。
2日目に行った「フォーラムショップス」と違って、もっと庶民的な雰囲気。
売ってるものも、日用雑貨とかスポーツ用品とか、かなり地元密着型。
しかも当然安い。
親、大喜び。急に生き生きし始めて、あっちこっちと店を冷やかしてはいろんなお土産を買い込んでいた。
もともと買い物する時はぱっとお金を使う人ではあったけど、こんなにあれこれ迷うほど買い物する姿を見るのは初めてでちょっと驚いた。

ラスベガスの街並が描かれた十徳ナイフ(親戚)、色の変わるペン(親戚の子供)、チョコレート(会社)、形の変わった計量スプーン(料理が趣味の叔父へ)、石の栞(友達?)、Tシャツ……

もう途中からは誰にあげる気なのかもナゾ。
でもほんと、楽しそうなんでそれだけでヨカッタと思えた。
1時間くらいブラブラして、今度は最初からタクシーでベラージオまで戻ることに。
両手一杯に荷物を抱えてご満悦な親と一緒にタクシーでベラージオへ。
日本語新聞は見つからなかったけど、そんなことは忘れるくらい買い物を愉しんだみたいだ。
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